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何センチが最適?ワークトライアングルとは?
使いやすさに直結!部分別キッチン周りの寸法

2025.11.10

キッチンは、毎日の暮らしの中で“使いやすさ”がとても大切な場所。
実は、シンクの高さや収納の位置、通路の幅など、ちょっとした寸法の違いが快適さに大きく関わってきます。さらに、動線を意識した「ワークトライアングル」も、スムーズな料理時間のカギです。
この記事では、キッチンのパーツごとの理想的な寸法をわかりやすくご紹介します。
新居の間取りを考えている方や、リフォームを検討中の方にも役立つヒントをご紹介します♪

1

キッチンの高さ

理想的なキッチン台の高さは「(身長÷2)+5㎝」が目安と言われ、例えば、身長が160㎝の人は85㎝が適正の高さです。この高さで「低い」と感じる場合は「肘高-10~-15cm」も試してみてください。
キッチンに立つ方に身長差がある場合は、一番長い時間使用する方の体感に合わせましょう!

キッチンの高さ

2

レンジフード・収納の高さ

レンジフードの高さは、法令に基づき火元から下端まで80~100cmと設定されています。吊り戸棚までの適切な高さの目安は「自然に視界に入り、手が届く範囲」と言われています。吊り戸棚自体の高さは10cm単位で選べることが多く、収納量を重視したい場合は70cm以上がオススメです!
レンジフードと吊戸棚の下端を合わせるとスッキリと美しいキッチン空間に✨

レンジフード・収納の高さ

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通路の幅

キッチンから背面の壁や収納までの距離は、70cmだと狭く感じられ、120cm以上あれば複数人でも余裕をもって作業できます💡
大きな冷蔵庫や背面収納がある、複数人が同時に作業することが多い場合は広めがおすすめです◎
一方で、広い分動線が伸び、リビング・ダイニングが狭くなるため優先順位を考えてみましょう!
100cm以上で収納の開閉も楽々です✨

通路の幅

4

ワークトライアングル

ワークトライアングルとは、シンク、コンロと冷蔵庫の前面の中心点を結んだ三角形のことです。
三角形の線の合計の長さが3.6~6.0mだと使いやすいと言われ、キッチンレイアウトの重要なポイントになります☝️
レイアウトを考える際は実際の大きさをショールームで確認し、調理の流れをイメージしてみましょう💡

ワークトライアングル
ワークトライアングル

シンクや収納の高さ、通路の広さ、そして動線を意識したレイアウト——どれも、暮らしにフィットする理想のキッチンづくりには欠かせないポイントです。
今回の寸法を参考に、あなたらしい心地よいキッチンをイメージしてみてください♪