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【子育てしやすい住まいとは?シリーズ③】
家族が快適に暮らせる間取りの工夫・選び方
~子育てファミリーの理想の住まい探し~

2025.8.1

こんにちは!
「子育てしやすい家って、どんな住まいなんだろう?」そんな疑問を持つパパ・ママに向けて、理想の住まい選びをサポートする【全5回のシリーズコラム】をお届けします。
第2回では、「希望のライフスタイルに合わせたエリア選び」として、ご家族構成やライフスタイル、希望条件をご家族で話し合い整理しておくことで、理想の住まいのイメージを描くことの重要性をお伝えしました。いよいよ今回はその第3回として、「家族が快適に暮らせる間取りの工夫、選び方」についてご紹介します。
住まい選びにおいて「間取り」は、日々の暮らしや子育てのしやすさに直結する大切な要素です。
家族構成やライフスタイルに合わせて、どんな間取りが快適で、長く心地よく暮らせるのか、将来の変化にも対応できる「柔軟性」と「使いやすさ」のある間取りを一緒に考えていきましょう!

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子育てファミリーにとって大事な「間取りの視点」

マンションでも一戸建てでも、子育て世代が押さえておきたい間取りの共通ポイントがあります。
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POINT

家族の様子が見渡せるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)配置


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生活動線と家事動線が無理なくつながる間取り


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POINT

将来の成長や独立を見据えた子供部屋の可変性


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収納スペースの充実性(ウォークイン、シューズクローク、納戸など)


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音やプライバシーへの配慮(特にマンション)

家族の形や生活リズムに応じて「ちょうどいい間取り」は変わります。以下では、間取りの広さ別に事例を交えながらポイントを整理していきます。

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コンパクトでも工夫次第!2LDKの間取り事例

こんなご家庭におすすめ

  • 夫婦+子ども1人
  • 出産前のご夫婦、または子どもが未就学~
  • マンション住まいを中心に検討中
項目 特徴
リビング・
ダイニング
約10〜18畳。子どもの遊び場を確保しながら、リビング学習スペースなど多用途で活用。
キッチン 対面式やアイランド型を採用。料理中も子どもの様子が見える配置に。パントリー収納も便利。
子供部屋 約4~6畳。将来的にレイアウト変更できるようシンプルに。
収納 ウォークインクローゼットや玄関収納で空間効率UP。
その他 バルコニーや採光の工夫で、広く明るく見える空間設計を。
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コンパクトだからこそ、収納・視線の抜け・導線設計で暮らしやすさが大きく変わります!

事例紹介

夕食の支度をしながら子どもの勉強を見たり、後片付けを子どもができるドロワー付きカウンター

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バランス重視の定番!3LDKの間取り事例

こんなご家庭におすすめ

  • 夫婦+子ども2人
  • マンション or 戸建てを平行して検討中
  • 子ども部屋は仕切らずフレキシブルなプランも検討中(3LDK⇒2LDK表示)
項目 特徴
リビング・
ダイニング
家族が自然と集まり、子どもの様子を見渡しやすいリビング中心型。
キッチン 対面式で、家事をしながら子どもの様子が見える。パントリー併設で収納力UP。
子供部屋 約4~6畳の2部屋。間仕切りで将来的に1部屋から2部屋へ変化できる設計もおすすめ。
主寝室 約6〜8畳。夫婦の寝室として落ち着ける広さを確保。
収納 各部屋にクローゼット。玄関収納や納戸など、全体で収納力を高める。
その他 洗面所とバスルームを直線上に配置するなど、家事効率の良い動線づくりがポイント。
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3LDKは住みやすさと柔軟性のバランスが良いため、多くの子育て世代に選ばれています。

事例紹介

効率よく作業ができる動線と家族がサポートしやすい多目的スペースや豊富な収納

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ゆとりと多様性を実現!4LDKの間取り事例

こんなご家庭におすすめ

  • 子ども3人以上 or 二世帯での暮らしを想定
  • 郊外の一戸建てを中心に検討中
項目 特徴
リビング・
ダイニング
約10~18畳の広さで、家族みんなが集まりやすい。
キッチン 独立型やセミオープン型で、集中して調理できる空間に。
子供部屋 約4〜6畳で3部屋など、プライバシーと成長への対応を両立。
主寝室 約6~8畳+専用WIC・バスルームなど贅沢な設計も可能。
その他 書斎、家事室、和室など多目的空間を追加しやすい。
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間取りに余裕がある分、「家族それぞれの居場所」と「みんなで過ごす場」を両立しやすい構成です。今後のライフプランにも対応できる拡張性が魅力です。

事例紹介

外で使う子どもの遊び道具などを玄関に収納できる玄関土間スペースで日々のお手入れを簡単に!

今の暮らしだけでなく、子どもが成長したときや家族の生活スタイルが変わったときにも、無理なく対応できるような住まいにしておくと安心ですね。

次回【子育てしやすい住まいとは?シリーズ④】では、さらに「マンション」と「一戸建て」に掘り下げてそれぞれのメリットと注意点を挙げながらご紹介いたします。