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【子育てしやすい住まいとは?シリーズ④】
マンション と 一戸建て どっちがいいの?
~子育てファミリーの理想の住まい探し~

2025.8.26

こんにちは!
「子育てしやすい家って、どんな住まいなんだろう?」そんな疑問を持つパパ・ママに向けて、理想の住まい選びをサポートする【全5回のシリーズコラム】をお届けします。
第3回では、「家族が快適に暮らせる間取りの工夫、選び方」として家族のライフスタイルや子どもの成長、生活スタイルの変化に対応した間取りをご紹介しました。今回は第4回として、「マンション」と「一戸建て」それぞれのメリットと注意点を挙げながらご紹介いたします!
それぞれの特徴を理解し、家族のライフスタイルに合った選択肢を見つけましょう!

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マンションのメリット・注意点

1.1 マンションのメリット

セキュリティが高く、安心感がある

オートロックや防犯カメラ、管理人常駐など、防犯面が充実。
子どもがいる家庭にとって、「安全性」は非常に大切なポイントです。


駅近・利便性の高い立地が多い

マンションは駅近や利便性の高い生活に必要な施設が集まる中心部に建てられることが多く、通勤や保育園・学校への送迎、買い物にも便利です。


共用施設が充実していることも

キッズルーム、パーティールーム、ゲストルームなど、子育てや生活に便利な施設があり、育児サポートにも役立つ共用設備があるマンションも増えています。気兼ねなく子どもの集まりに利用できるのもうれしいポイント!


建物の管理・修繕が不要

建物の外壁や共有部分などの清掃・メンテナンスは管理会社が行うため、忙しいご家庭でも暮らしやすいのが魅力です。

1.2 マンションの注意点

生活音への気配りが必要

上下階・隣室へ足音や声量など生活音の配慮がお互いに必要となります。


管理費・修繕積立金の負担

維持管理の手間は少ない反面、毎月固定費用として管理費・修繕積立金の支払いが必要です。


リフォームや間取り変更に制限がある場合も

構造上、壁を抜いたりすることに制限があり、間取り変更が難しいことがあります。

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一戸建てのメリット・注意点

2.1 一戸建てのメリット

プライバシーを確保しやすい

隣家との距離があり、子どもが走り回ったり、夜泣きなど生活音を気にせず過ごすことができます。


間取り・デザインの自由度が高い

希望に合わせた設計が行いやすい。「子どもが増えたら部屋を分けたい」「親と同居するかも」など、将来の変化にも対応しやすく、長期的に安心して暮らせます。


庭や駐車スペースが持てる

車への乗り降りが楽にできるので、子育ての負担を減らすことができます。また、子供の遊び場や家庭菜園、ペットスペースが確保できることも。


自治会や地域とのつながりが生まれやすい

一戸建ては地域のコミュニティに参加する機会が増えることもあり、子どもにとって“地域で見守られる”環境ができやすいです。自治体によっては防犯や子育て支援が充実しているところもあります。

2.2 一戸建ての注意点

防犯対策は自己管理

門扉や防犯カメラなど、自分で設置の手配・管理する必要があります。子どもがいる家庭では、外部からの侵入や不審者への備えは重要です。人通りが少ない立地では、防犯ライトや玄関まわりの視認性も意識したいところです。


メンテナンス費用が自己負担

外壁や屋根の修繕、給排水設備の管理など、維持費が必要です。将来の教育費や生活費を考えると、突発的な修繕費が家計に影響する可能性もあります。あらかじめ予算にメンテナンス費用を組み込んでおくと安心です。


駅近ではない立地になることも

特に都市部では、駅近物件が少なくなる傾向があります。通勤や通園・通学時の移動時間が長くなると、親にも子どもにも負担がかかります。自転車送迎やバスアクセス、近隣施設の充実度も含めて検討することが大切です。

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実際の住まいを見て体感しましょう!

間取りや設備を文字や図面で見るだけでは、なかなか実際の暮らしのイメージが湧きにくいものです。そんなときにおすすめなのが、モデルハウスの見学です。マンションでも一戸建てでも、モデルハウスを訪れることで、

  • 実際の広さや生活動線
  • 収納の使い方やインテリアの雰囲気
  • 子どもと一緒に過ごす空間の感覚

などを「体感」できます。 

チェック2

CHECK

モデルハウスでチェックしたいポイント
  • 家事動線や収納の工夫は自分たちの暮らしと合うか?
  • 子どもの目線で動きやすい配置になっているか?
  • 靴やベビーカー、ランドセルなど“子育てならではの物”がどう収まるか?

おわりに

マンションにも一戸建てにも、それぞれ魅力と課題があります。
大切なのは「何を優先するか」「家族のライフスタイルに合った住まいかどうか」をしっかり考えることです♪

いよいよ次回が最後のシリーズコラムとなりました!【理想の住まい探しシリーズ⑤】では、これまで間取りや住まいのタイプについて考えてきた内容を踏まえつつ、「ムリのない予算計画と資金調達」について、具体的に解説していきます!
子育て中だからこそ、無理のない資金計画で安心してマイホームを選びたいですよね。
ぜひ最後までチェックしてみてください!