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寒くなる前にやっておきたい窓周辺や外壁のお手入れポイント

2019.10.30

家の中はピカピカにしていても、つい忘れがちなのが窓周辺や外壁など。寒さで汚れが固まる前の今の時期がお掃除のチャンスです。

新年を迎える準備は早い方がいい

気になりながらもなかなか掃除に取りかかれない窓まわりと外まわりも、効率よく順序を踏めば、意外と早くできるものです。寒くなって外に出るのが億劫になる前に済ませてしまいましょう。ここを押さえておくと、年末の大掃除もラクになるポイントをご紹介。お天気のいい日を選んで一気に行いましょう。

1

窓まわり

効率的に進められるお掃除ポイント

ホコリをしっかり除去してからふき掃除をしましょう。

効率的に進められるお掃除ポイント
one point:おすすめグッズ
ブラシ 洗車用ブラシなど、やわらかいもの
新聞紙 窓ガラスの外側の汚れに
万能クロス ぞうきんでもOK(水ぶき用、乾ぶき用複数用意)
スクイージー 水分を一気にふき取ります
歯ブラシやキッチンペー パーを巻きつけた割り箸 細かい部分に使います
スポンジ 桟のお掃除の仕上げに

用意ができたら、さあ始めよう!

網戸
  1. 網戸の内側に新聞紙を粘着テープで貼ります。
  2. 外側についたホコリをブラシか、掃除機で除去。上から下へ、左から右へ。
  3. 水で濡らして緩めに絞ったクロスを2枚用意し、外側と内側で挟むように同時にふいていきます。
網戸の内側に新聞紙を粘着テープで貼ります 水で濡らして緩めに絞ったクロスを2枚用意し外側と内側で挟むように同時にふいていきます
窓ガラス

外側

  1. 砂、ホコリ、花粉による汚れが多い外側から始めます。 まず、新聞紙1面分を丸め、水を含ませて上から下へ隅々をふいていきます。
  2. スクイージーで水気をふき取ります。
  3. スポンジに洗剤を含ませ、上から下へ。
  4. クロスで水ぶきします。
  5. 乾いたクロスで軽く乾ぶきして外側は完了。

内側

  1. 内側のガラスの汚れは油やホコリ、チリによるもの。 最初に洗剤をつけたクロスで上から下へ。
  2. クロスで水ぶきします。
  3. クロスで乾ぶきで終了。
クロスで水拭き・乾ぶき
窓枠
  1. 歯ブラシにクレンザーなどをつけてゴム部分の汚れを落とします。
  2. クロスで水ぶき。
サッシの桟
  1. 歯ブラシ、またはキッチンペーパーを巻きつけた割り箸を使って、桟の隙間の汚れを掻き出します。
  2. スポンジを用意し水を含ませ、サッシレールをふきます。(スポンジを縦に1cm間隔に切り込みを入れ、切り込みの溝で挟むようにしてふくと簡単)
桟の隙間の汚れを掻き出す サッシレールをふく

2

外まわり

効率的に進められるお掃除ポイント

バルコニー 高いところから順にふき掃除。
床面をいきなりホウキなどで掃くとホコリやゴミに混ざった花粉を拡散させてしまいます。まず、打ち水をしてから行うのが鉄則。
外壁 汚れや傷をチェック→ふき掃除。
ベランダや外壁などの高い位置の点検・作業はなかなか難しいもの。 業者に依頼するのも一つの手です。
one point:おすすめグッズ
伸縮式ブラシまたはモップ 高いところにも届く
万能クロス ぞうきんでもOK

用意ができたら、さあ始めよう!

バルコニー
  1. 固く絞ったクロスで、物干し竿→手すり→エアコンの室外機と、高い順からふきます。
  2. 床面はホコリなどが飛散しないよう、水をそっと流します。
  3. 固く絞ったクロスで床面をふきます。 ふかずにおいておくと、乾いたあとに花粉などが固まって残ることも。
エアコンの室外機の掃除
外壁

まずは汚れ、傷の程度などの現状チェック。

  1. 自分で落とせる軽い汚れは、伸縮式ブラシやクロスなどを使ってふきます。
外壁の掃除

one point:あわせてカーテンも洗いましょう!

窓から入ってくるホコリや花粉、排気ガス、そして内側からは生活臭やカビ、タバコのヤニなど、意外とカーテンには汚れがつくもの。素材によっては家庭で洗濯できるものがあります。

洗う前にチェック
洗濯表示を見て、洗濯機で洗えるのか洗えないのかを確認。
※2016年12月に「洗濯表示」は変更されております。
洗う前に洗濯表示をチェック
  1. カーテンについたホコリなどを掃除機で取り除きます。
  2. カーテンを外し、金具やフックをすべて外します。
  3. 汚れた面が表になるよう折り目に沿って折りたたみ、ネットに入れます。 折りたたまずに入れるとしわの原因になってしまいます。
  4. おしゃれ着用などの洗剤を使い、洗濯機で洗います(手洗いコースやドライコースなど)。 脱水は30秒くらいに設定。手洗いをする場合は押し洗い。
  5. カーテンにフックを取りつけ、カーテンレールにかけて吊るし、広げた状態にします。
  6. 軽く引っ張ったり、叩いたりしてしわを伸ばしましょう。両手でドレープに沿って折り目をつけると元の状態が再現できます。
カーテンについたホコリなどを掃除機で取り除く 汚れた面を表に折り目に沿って折りたたみネットに入れる カーテンレールにかけて吊す
  • カーテンの洗濯頻度は、レースカーテンは年に2〜3回、ドレープカーテンは年に1回が目安といわれています。あまり何度も洗うと生地が傷んでしまう原因になるので、汚れが目立つ場合は、その都度、部分洗いでもよいでしょう。
  • カーテンを吊るす前に、室内の掃除は済ませておきます。洗ったカーテンがすぐに汚れるのを防ぐためです。